空気を読むということ。

投稿者: | 2017年2月6日

会社員役者にとって一番重要なことではないでしょうか。

「空気を読むこと」。

会社員と役者を両立していると、様々な場面で優先順位付けを求められることが多いです。

会社で急なトラブルが起きたけれども、後30分で会社を出なければ稽古に間に合わない。
稽古が順調に進まずに昼夜稽古をしたいと演出が言っているけれども、その日は会社がある。
など、仕事と芝居とどっちが大事なの?という態度を迫られることも(ごくたまにですが・・・)あります。

そんなときに、いち早く空気を読むこと。

今日は稽古に行った方が良いけれども、その分帰ってから仕事をしてフォローする。
今日は申し訳ないけれども自分の出るシーンでないから、稽古は休める。このトラブルを片付けよう。

など、判断は一瞬で行うこと(あまり良い例ではないですが)。

そして時には、「嘘も方便」であること。わざと「空気を読まない」ふりをする必要もある、ということ。

会社員と役者、2つの立場に板ばさみになることもあるかもしれませんが、
そんなときこそ早めに「空気を読ん」で、最善の判断を下しましょう。